Fastbootコマンドを理解してROM焼きに強くなろう


すっかりブログの更新をサボっておりました^^;

さて、ドコモがGalaxyNexusのばらまきを始めた事もありまたGalaxyNexusがリファレンス端末とゆうこともありROM焼きを始める方も増えて来たように思います。

そんなこんなで特に某巨大掲示板のROM焼きスレなどでよく理解しないままROM焼きに手をだしている方も増えたようなのでちょっとFastbootコマンドについて解説なんぞをしてみることにします。

※ root取得、ROM焼きは自己責任において行ってください。またroot取得やROM焼きの過程で端末にダメージを与える可能性も有ります

準備

Fastbootは外部コマンドなのであらかじめfastboot.exeをDownloadして適当な名前を付けたフォルダーに入れておく(特に規則は無いが余計なトラブルを避けるためフォルダーに日本語を用いない、またフォルダーはドライブのルート(c:とかd:の直下)に置いておく方が良い)

Fastbootを入れるフォルダーにPathを通しておく又はシフト+右クリックメニューで「コマンドウィンドウをここで開く」(Windowsの場合)でFastbootを使える状態にしておく

端末をBootloaderモードで起動させてPCとUSBケーブル(電源専用ケーブルだと使えない:USBのデーター線がショートしてあるため)でつなぐ(初回時はBootloader用のUSBドライバーが読み込まれるので確認しておく)

fastboot.exeを実行する

書式

fastboot コマンド名 (オプション) プリフィックス

コマンドで使える物

fastboot reboot : 端末をリブートさせる応用として fastboot reboot recovery,fastboot reboot bootloader などもある

fastboot erase 領域名 : 端末の領域を消去する(※重要) 領域にはsystem,bootloader,recovery,radio等がある

fastboot boot ファイル名 : PC内のfastboot.exeと同じフォルダーに置いてあるファイル名のファイルを使って端末をブートさせる(端末内のファイルを書き換えない:なので端末を再びリブートさせると端末内のシステムが立ち上がる)

fastboot flash 領域名 ファイル名 : PC内のfastboot.exeと同じフォルダーに置いてあるファイル名のを使って端末の領域を書き換える(※重要) 領域にはsystem,bootloader,recovery,radio等がある

 

おまけ:Androidにおけるブートシーケンスの概略イメージ

電源投入→モード判定→通常モード→通常モード→通常起動:adb(要デバッグモード)

                      →セーフモード→セーフモード起動:adb(要デバッグモード)

              →Boorloaderモード→Bootloader起動:fastboot

              →Recoveryモード→Recoveryモード起動:adb

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Fastbootコマンドを理解してROM焼きに強くなろう への2件のフィードバック

  1. どる より:

    こんにちは。
    とても興味深い内容だったのですが、fastboot.exeはもうダウンロードできないのでしょうか。
    検索してみましたが、見つけれませんでした。

    何か知っていましたらご教示頂きたいと思います。

    • jigen3 より:

      既にAndroid SDKにはFastboot.exeは含まれていないようです。
      こちらよりold versionを選択して抽出してください。(どのversionに含まれているか試していないので明確な回答が出来ずに申し訳ありません。)
      ダウンロードが出来ることを謳っている怪しげなサイトも有るようなので、お気をつけください。
      尚、当サイトの情報は当時の情報を元に作成されております。情報のアップデートが速いので、なるだけ最新の情報も参照されますよう。

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